コンビニエンスストア大手のローソンは4日、複数の電気自動車(EV)に対応した「急速充電スタンド」を「ローソン横浜市民病院前店」(横浜市保土ヶ谷区)=写真=に設置したと発表した。複数のEVに対応した急速充電スタンドを導入するのは民間で初めて。
今回の充電スタンドは、豊田自動織機と日東工業が共同で製作。充電コネクタは、ローソンが導入している三菱自動車の「アイ・ミーブ」のほか、横浜市栄区役所が導入している富士重工業の「プラグイン ステラ」など複数のEVに対応している。
充電料金は無料で、当初の充電可能時間は15分単位に設定している。
今回のスタンド設置でローソンは、横浜市の補助制度を活用し、設置費用45万円のうち20万円の補助を受けている。同制度により、今年度中に横浜市内の店舗に充電スタンドをもう1台導入する予定。
ローソンは環境対策の一環として、店舗の営業指導に使う自動車などにEVの導入を進めている。
コンビニエンスストア「ローソン」の横浜市民病院前店(横浜市保土ケ谷区)に4日、電気自動車(EV)用の充電スタンドが設置された。県内のコンビニでは初めて。当面は同社が県内に2台保有する業務用のEVに使用するが、一般客も店員に告げれば無料で利用できる。
ローソンは「国道1号沿いで交通量が多い直営店を最初に選んだ。充電中に店で買い物をしてくれることも期待したい」としている。利用状況を見極めた上で、今後も店舗へのスタンド設置を検討していくという。
店舗の専用駐車場の端に設置された充電スタンドは高さ約1・5メートルで、ケーブルの長さは約7メートル。豊田自動織機(愛知県)と日東工業(同)が共同開発した。接続部は複数のEVに対応、近く登場予定のプラグインハイブリッド車にも使える。充電時間を15分単位で設定できるタイマー機能がある。
能力は「倍速」と呼ばれるタイプで満充電には約7時間を要するが、本体価格は約45万円と安く設定されている。
共同開発した2社にとっても、販売は今回が第1号という。日東工業は「今後は電子カードなどを使った課金システムも開発していきたい」と話している。